[新機能] Amazon Redshift Serverless がGAになりました!
データアナリティクス事業本部コンサルティングチームの石川です。先日、AWS Summit New York 2022にて、Amazon Redshift ServerlessのGA(Generally Available)が発表になりました。本日から東京リージョンでも利用可能です。
Redshift Serverless が GA しました。日本語版の記事もアップされていますのでご確認ください。プレビュー時に発表したものに比べて平均25%(東京は30%)コストも下がっているので、改めてドキュメントのご確認を!
Amazon Redshift Serverless が新機能を備えて一般公開開始 https://t.co/7rWe0tUKj3
— J.Ozono (@jostandard) July 12, 2022
Redshift Serverless とは
これまでのRedshift (Provisioned Cluster)が持つ全て機能と接続性を備えたその名の通り、インスタンスを持たないサーバレスなRedshiftです。
Serverlessならではの使いやすさ
Amazon Redshiftクラスターをセットアップ、調整、管理することなく、データにアクセスして分析できます。
使用量に応じた支払い
Amazon RedshiftのSQLやパフォーマンス、レイクハウスアーキテクチャを使用して、データウェアハウス、データレイク、基幹データソース間でシームレスにクエリを実行します。
ほぼ全て機能と接続方式をサポート
SQLの様々な機能、パフォーマンス、レイクハウスアーキテクチャを使用して、データウェアハウス、データレイク、基幹データソース間でシームレスにクエリを実行します。
Redshift Serverlessの詳細については、こちらをご覧ください。
Public Previewからの変更点
スナップショットからの移行がサポートされました
パブリックアクセスが可能になりました
Serializable Isolationの仕様が異なります
最後に
個人的に、Redshift Serverlessは、Private Previewの段階からAWS様と連携して事前に技術検証やフィードバックさせていただいたサービスなので、「こんなに大きく立派になって。。。ううう」って、気持ちで今日を迎えました。
AWSのアナウンスで、Redshift Serverlessに関する私のコメントが公開されました。
AWS様と連携して事前に技術検証やフィードバックさせていただきました。その過程で、弊社CSAサービスの開発チームの協力の下、接続検証も実施しております。https://t.co/8S7DoJGGEy— いしかわん (@ishikawa_one) December 4, 2021
Redshift Serverlessは、クエリの特性やリクエスト数に応じて、RPU(Redshift Processing Unit)が、自動的にスケールアップ/スケールダウンするので、データアナリストやデータサイエンティストは、インフラのことを考えることなく、分析に注力できるようになります。今後、Redshiftと言えば、Redshift Serverlessが第一候補として利用されるようになるのではないかと考えています。
現在は、Redshift Serverlessは、90日間で$300までクレジットが提供されていますので、ぜひこの機会にRedshift Serverlessのパフォーマンスやフィジビリティを確認することをおすすめします。